2010年03月12日
銀座の建物散歩。その門はフランスからやって来た篇。
こんにちは。
すっかりご無沙汰しておりました、銀座の建物散歩です。
最近少しあたたかくなってきたので、
ようやく散歩可能な気分になってきた次第です。笑。
今回は、銀座のレトロ建築物のなかでもかなり有名な、
「泰明小学校」を見てきました。

「中央区立泰明小学校」 銀座5-1
(銀座おでかけマップはこちら)
1929年竣工。
設計は東京市土木局建築課です。
校舎のうしろにはマリオンが見えてしまうほど、
銀座の中心部にある、こちらの小学校。
島崎藤村、北村透谷などが卒業した学校としても有名ですよね。

また「近代化産業遺産」としても認定されているのですが、
その理由が単なる「古い学校」だけではないことを、実は最近知りました。
1923年の関東大震災では、東京にある小学校の3分の2が倒壊・焼失しました。
この泰明小学校もそのうちの1つであり、
こちらの校舎は、震災後に新たにつくられた「復興小学校」なのだそうです。
そのため、産業遺産としては「震災復興関連遺産」にカテゴライズされています。

と言っても、震災復興期に建て直された学校がみんな、
このような大正的な意匠を持った学校ではなかったようです。
やはり銀座という土地柄ゆえの、この校舎なのでしょうか。
あたたかくなると一面が蔦に覆われる校舎は、
銀座の1名所として、とてもしっくりくる雰囲気があります。

またこちらの門扉は、南フランスの貴族の館で使われていたものだそうです。
かつて貴族の館の正面を飾っていたものを、小学校の門扉として使う…
なんというか、銀座だからこそ「そうなんですね」と納得できそうな出自ですね。
わたしの卒業した小学校とは、まるで別世界です。笑。
タナベ。
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